若ーい頃、アートメイクを韓国でした。
当時流行っていて、街中で飛びっきり美しい眉を見たことによる。
その頃、専門店ですれば5万円、都会の一流どころだと10万円近くした。
彼女の眉は、10万円はしたであろうと思う技術の高い美しさであった。
当時は、韓国旅行は2泊3日で3万円を切る時代で気軽に行けた。
韓国では、平均のフルコースで3万円くらいの店に行った。
施術最初は真っ黒眉になるらしいのに怖気ついて「薄く、薄くね」と注文を付けた。
安さを感じたのは「自分で好きに眉を描いて。その通りにメイクするから」と言われたことである。
自慢ではないが私は化粧が上手でなく、だからこそプロに美しい眉を描いて欲しかったのだ。
日常と変わらない眉で帰国したが、唯一良かったのは薄く書いてもらったので3か月位で消えた事だろうか。
相変わらず、下手な眉をなぞりつつ当時のことを思い出した。