私は趣味の会で、言葉を使うことをしている。
講師の先生は指導をする中で、毎回会員の作品の中から1~3位までの作品を発表する。
今回、そこにCさんの作品が選ばれていた。
作品には、今時の英語交じりの流行り言葉が使われていた。
O「Cさんは、上手く流行語を入れて作るね。先生は、新しい言葉を使う作品を取り上げることが多い。Cさんは、どうしたら先生が選んでくれるかをよく知って作っている。」
(ちょっと驚いた。私をこの会に誘ってくれたOさんは、この趣味のベテランで市から文化功労賞のような表彰も受けている。仲良しのCさんを羨む必要はないと思う。
それに、私はOさんが講師の先生が選者となるマイナーな会に会費を払って作品を応募したのを知っていたし、ねらい通りOさんの作品が選ばれたたことは、Oさん自身が嬉し気に発表したばかりである。だからといって、私は「Oさんだって、同じようなものでしょ」なんていうつもりは勿論ない。)
私「ああ、そうなんですね」と、当たり障りなく、答えておく。
すると、いきなりCさんが、私の肩を押して言った。
C「ちょっと、静かにして」(私に言うの?)
終了後に「うるさくして、ごめんなさいね」と謝ると、不機嫌そうに「書評を聞いている時に、うるさくされるとたまらないから」と、私だけに言ってくる。
あの時に一番沢山話してたのは、貴女と仲の良かったOさんでしょうに。
面倒になって、他の人とも話す気にもならなくて、一人でさっさと帰宅した。
こういう時には、他の人に愚痴って根回ししておくとか、帰らず他に人と話して味方を作るとかの方法もあったかもしれないが、私にはそれがカッタルイのである。
損・得よりも、好き・嫌いよりも、関心のあるなしで動くことの多かった私は、随分世渡りが下手だったと思うが、マイペースが私の持ち味なので仕方ないと思っている。