毛布で仲直り | baabapapa2のブログ

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田舎の老夫婦の年金生活です。

使用中のオーブンが、いつの間にか切られていた。

 

レンジ機能を使おうと、夫が扉を開けたのだ。

 

スイッチが切れオーブンの中の膨らみかけたクッキーが、しぼんで隣とくっ付いたりしている。

 

いつもの4cm四方の板状でなく、豆状に一つ一つ丸めてグラニュー糖をまぶした労作だったので、思わず切れた。

 

私「オーブンの中の灯りが消えれば、スイッチが切れたと分かるでしょお、、、、ムキームキームキームキームキームキー

 

夫「気付かんかった。大体、いつも俺が使う時間に焼くな。夜に焼けよ。」

 

私「ずーーーーーっと、忙しかったし、それでも真夜中に焼けって言うの!!!」

 

ここで「気付かないって、貴方ボケたの?」の禁句は言い留まった

 

時々勘違いをするようになって、心配とプライドが夫の棘になっているのは気付いている。

 

しかし、私は気が収まらずに不機嫌に一人でブツクサと言っていた。

 

しばらくして、〝干しておいたから〟と夫が敷毛布と掛け毛布を私のベットに置いた。

(近頃一段と冷え込むようになり、毛布を足したかったところである)

 

夫なりの謝罪を、私は受け入れた。

 

まん丸ではないが、焼けたボールクッキーを夫と一緒に友人に届けると、美味しい昆布佃と里芋を頂き、わらしべ長者になりましたとさ。