失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口 -8ページ目

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

フェイスリフトを調べていると必ず出てくる言葉があります。
マンディビュラーリガメント
マセテリックリガメント

これらは靱帯の名称です。

 

SNSでは靱帯を強くする、靱帯を守る、靱帯を引き上げるなどいろいろな説明がありますが、実際の手術では少し違います。結論から言うと、フェイスリフトでは靱帯は多くの場合リリースされます。そして別の場所に支持構造を作ります。

 

顔の皮膚と脂肪は骨に直接くっついているわけではありません。SMASという組織とリガメントという靱帯で支えられています。この靱帯が脂肪の落下を止める防波堤の役割をしています。

 

フェイスリフト術前後の顔の構造変化

 

靱帯 位置 役割
マンディビュラーリガメント 下顎ライン ジョールを止める
マセテリックリガメント 咬筋上 頬の固定
パロティドリガメント 耳前 下顔面の支持

若い頃はこの固定が強く、脂肪は高い位置にあります。

 

老化要因 起きる変化
脂肪移動 頬から口横へ落ちる
靱帯弛緩 固定力低下
骨吸収 支持力低下

 

つまり顔の老化は皮膚ではなく構造の問題です。

フェイスリフトでは靱帯をどうするのか

ここが多くの人が誤解しているポイントです。

フェイスリフトでは靱帯を強化するわけではありません。
むしろ多くの場合はリリースします。

理由はシンプルです。
靱帯が残ったままだと組織が上に動かないからです。

 

手術の流れ

手術工程 内容
リガメントリリース 下顔面の固定解除
SMAS牽引 頬を上方向へ移動
上方固定 側頭筋膜などに縫合

 

つまり靱帯を直す手術ではありません。
支持点を上に作り直す手術です。

靱帯はどこに固定されるのか

ここもよく誤解されます。
離断した靱帯を再縫合するわけではありません。

固定するのはSMASです。

 

固定先 理由
側頭筋膜 強い支持組織
深側頭筋膜 長期固定が可能
耳前筋膜 安定したアンカー

 

SMASをここに固定して、新しい支持構造を作ります。

その後、治癒過程で線維癒着が形成され、新しい支持組織が出来上がります。

靱帯は1本ではない

マンディビュラーリガメントは1本の靱帯ではありません。
複数の線維束からなるリガメントコンプレックスです。

 

役割
前方束 口角固定
中央束 ジョール境界
後方束 下顎角支持

 

そのためフェイスリフトでは
1本を切るのではなく
固定帯全体をリリースします。

なぜジョールが消えるのか

ジョールは脂肪が靱帯でせき止められてできる段差です。

リガメントを解除すると脂肪の移動が可能になります。
その状態でSMASを上に固定すると、頬全体が上に移動します。

 

結果として

変化 見た目
脂肪移動 頬が上がる
ジョール改善 フェイスラインがシャープ
影消失 マリオネットライン改善

 

フェイスリフトは単純な皮膚引き上げではありません。
顔の支持構造を再設計する手術です。

そしてこの手術で最も重要なのは
靱帯をどこでリリースするか
どこに固定するか
どれだけ牽引するか

この判断です。

 

同じフェイスリフトでも医師によって結果は大きく変わります。

脂肪を取りすぎると老けます。
引き上げすぎても不自然になります。
靱帯の処理を間違えるとジョールは残ります。

美容医療は施術選びではなく、医師選びで結果が決まります。

 

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今SNS中心に盛り上がっているアドの顔がついに公開されましたね。
 

眉間(ナジオン)の高さが推定1.6cmの高さで鼻孔縁も上がっていてイケメンだった。一般的な日本人の横顔って、こういう風に下顔面が突出しているけど、アドはEラインもしっかりと引けるし中顔面が優位だから、たちまち独壇場だよね。

 

顔の靭帯:咬筋、頬骨、顎のライン

 

顔が公開されたことに対してヤーヤーヤーヤー言ってる人もいるけど俺は好き。

これだけAIが発達してイックラでも曲なんて簡単に作れるようになって、歌い手のイラストなんかも絵師不要論でクロードで作っちゃうんだから、もう顔出さずして付加価値が生まれないでしょ。

 

米津のゲンちゃんも矯正してイケメンになって最近がっつり顔出してブランディング変えて歌い手要素無くなって新時代のメタモルフォーゼが始まってんのよ。

 

ちなみにアドのアイドル時代のご尊顔がこちらで、あなたが思うより健康的なエラ、メーラーファットのボリューム感はまっことにMEGUMIに似てて俺は好き。歌い手のリアルな深淵を見た気がして奥ゆかしさすら感じるよね。

 

何ならエラがある人って、咬筋が頬のたるみを支えるのよ。

これはさあエラ張ってる芸能人が全然年取んないことからも容易に想像できるじゃん。

咬筋で支えられてるから①耳下腺パロティドリガメントと③咬筋マセテリックリガメントが緩みにくいってこと。

 

つまり、若いうちに課金額自慢してるだけの人ってボトックスしすぎて支持組織無くなってるし、HIFUやってるから脂肪がフライパンで焼いた後みたいにガチガチになってるから肌管理は最小限でおねがいします。

 

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鼻プロテーゼはカウセで手術時間を確認しろ

結論から言います。
30分で終わるプロテーゼは警戒対象です。

なぜか。
プロテーゼ挿入は「入れるだけ」の手術ではありません。
実際に重要なのはポケット作成の精度、左右対称性、骨膜下の丁寧な剥離、サイズ微調整、洗浄、止血、固定です。

 

鼻プロテーゼの合併症イラスト

なぜ30分が危険サインになり得るのか

工程 丁寧にやる場合 省略されやすいポイント
骨膜下剥離 左右差を細かく確認 深さの甘さで曲がり
サイズ調整 何度も仮合わせ 既製サイズそのまま
止血 出血コントロール 術後血腫リスク
固定 ポケット適正化 グラつき

 

剥離が雑だと曲がります。
ポケットが広すぎるとグラつきます。
強く押し込みすぎると骨吸収リスクが上がります。

形成外科学の報告でも、プロテーゼ偏位や骨圧痕は術式精度とサイズ選択が関連すると示唆されています。

 

プロテーゼの主な合併症

 

リスク 何が起きる? 起きる理由 修正難易度
曲がる 鼻筋が斜めに見える ポケットの左右差・固定不足 中〜高
骨吸収 土台の骨が凹む 長期圧迫・過大サイズ
グラつく 触ると動く ポケットが広い・固定不十分
サイズ不適合 大きすぎ/小さすぎ デザイン過剰・診断ミス
変形 形が浮く・透ける 皮膚が薄い・長期圧迫

手術時間が短い=経験豊富、ではない

むしろ逆です。
流れ作業型の院ほど短時間化します。
大量症例を回すためです。

鼻は構造系です。
修正になると難易度は一気に上がります。
再手術は初回より合併症率が高いという報告もあります。


外科医選びを後悔しないために

プロテーゼは入れることより「どう入れるか」がすべてです。

・平均手術時間を聞く
・仮合わせを何回するか聞く
・修正症例の経験を聞く
・サイズを無理に上げない医師を選ぶ

ここを確認してください。早い=上手いではありません。
鼻はやり直しが効きにくい部位です。

医師選びは、時間のかけ方で見てください。

 

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