貴族手術でほうれい線は消えるのか
プロテーゼと肋軟骨の違いを整理します
ほうれい線が目立つ原因は、老化だけではありません。
特に若い方で、笑っていない時から鼻の横に深い影が出る場合、鼻翼基部という鼻の土台部分が骨格的に陥没していることがあります。
このタイプは、ヒアルロン酸や脂肪注入で溝だけを埋めても、根本の凹みが残るため、思ったほど改善しないことがあります。
そこで選択肢になるのが、いわゆる貴族手術です。
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貴族手術で狙う変化
鼻横の土台を前に出す
↓
中顔面の凹み感を減らす
↓
ほうれい線の影を軽く見せる
↓
顔の中心に立体感が出る
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選び方の目安
| 希望 | 向いている方法 |
|---|---|
| しっかり鼻横を持ち上げたい | プロテーゼ |
| 3mm以上高さを出したい | プロテーゼ |
| 人工物を避けたい | 自家組織 |
| 軽度の陥没を自然に補正 | 自家組織も選択肢 |
| 吸収を避けたい | プロテーゼ |
| 感染リスクを下げたい | 自家組織 |
目安として、3mm以上しっかり高さを出したい場合はプロテーゼが有利です。
一方で、軽度の凹みを自然に補う程度なら、自家組織も選択肢になります。
| 原因 | 治療候補 |
|---|---|
| 鼻翼基部の陥没 | 貴族手術 |
| 皮膚のたるみ | フェイスリフト |
| 中顔面の下垂 | ミッドフェイスリフト |
| 溝の凹み | ヒアルロン酸 脂肪注入 |
| 肌質の低下 | レーザー RF |
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やってはいけない治療
ほうれい線が気になるからといって、ナゾラビアルファット除去を安易に行うのは非推奨です。
ナゾラビアルファット除去の問題
ほうれい線上の脂肪を取る
↓
一時的にスッキリ見える
↓
中顔面の支えが減る
↓
将来的にやつれて見える
↓
ほうれい線や口横の老け感が強くなる
特に、もともと頬がこけやすい人、中顔面が平たい人、鼻翼基部が陥没している人は注意が必要です。
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年齢別の考え方
| 年齢 | 主な原因 | 治療候補 |
|---|---|---|
| 20代 | 骨格 鼻翼基部陥没 | 貴族手術 注入 |
| 30代 | 骨格 軽いたるみ | 貴族手術 脂肪注入 |
| 40代 | たるみ 中顔面下垂 | フェイスリフト |
| 50代以降 | 皮膚弛緩 脂肪下垂 | フェイスリフト 皮膚切除 |
若い方のほうれい線は、老化ではなく骨格の問題であることがあります。逆に40代以降でたるみが原因の場合、貴族手術だけで解決しようとすると、鼻横だけが盛り上がって不自然になることがあります。
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名医選びの結論
プロテーゼか肋軟骨か自家組織かを先に決めるのではなく、
①鼻翼基部の陥没なのか
②中顔面の下垂なのか
③皮膚のたるみなのか
④脂肪の重さなのか
を見極めることが先です。
ここを誤診すると、プロテーゼを入れても、脂肪を注入しても、フェイスリフトをしても、思ったような改善にはつながりません。
鼻翼基部だけでなく、中顔面全体、口元、頬の脂肪、たるみまで診断できる外科医を選ぶことが重要です。

