耳介軟骨移植でのアップノーズ、鼻尖縮小による鼻閉の失敗や修正方法まとめ | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

形成外科専門医でない美容外科医による鼻整形で「機能障害(特に鼻閉)」が起こるケースは、近年非常に増加傾向にあります。

 

とくに「アップノーズ(鼻先上向き)」「鼻先極細化」「過剰な鼻尖縮小」など審美を優先した過剰デザインが、機能性(呼吸・構造安定性)を犠牲にしていることが問題です。

 

以下に、機能障害の原因・メカニズム・修正方法を体系的にまとめます。

 

❌ 審美偏重手術で起こる「鼻閉(びへい)」の主な原因

原因 概要 よくある術式例
🔹 鼻中隔延長で軟骨を垂直に立てすぎ 鼻孔の通気スペースが狭くなる/潰れる 鼻中隔延長(自家肋軟骨 or 耳介軟骨)
🔹 鼻尖を細くしすぎて内側壁が癒着 鼻翼軟骨が内側に寄りすぎて空気の通り道を閉じる 鼻尖縮小術(糸で縛るタイプ)
🔹 ノストリルシルの処理不良 鼻腔の入り口が塞がる/狭くなる 鼻孔縁拳上・鼻翼縮小術の失敗
🔹 スプレッダー構造を壊した 鼻骨と軟骨の接合部が不安定になり吸気で潰れる 鼻筋の高さ調整に失敗したケース
🔹 移植軟骨が突出して鼻腔を塞ぐ 延長軟骨や鼻柱軟骨が鼻腔に侵入し空気流路を妨げる 鼻中隔延長、鼻柱基部移植など

👃 鼻閉の具体的なよくある訴え

  • 「片側だけ息が通らない」

  • 「寝ていると口呼吸になる」

  • 「鼻から吸うと“ヒューヒュー”音がする」

  • 「鼻の奥が圧迫されているような感覚」

  • 「術前は通っていたのに、術後から息苦しい」


🔧 鼻閉の主な修正方法と考え方

方法 説明 適応ケース
スプレッダーグラフト 鼻中隔軟骨を鼻筋(内側鼻弁部)に沿って移植 → 鼻腔の内径を広げる 鼻中隔延長で狭くなったケース、呼吸時に潰れる人
アラーバットン/バットングラフト 鼻翼の内側に軟骨で支えを入れる → 吸気時の鼻翼の潰れを防ぐ 鼻尖縮小・鼻翼縮小後に鼻がへこむケース
延長軟骨の一部切除・再配置 延長軟骨が鼻腔内に出っ張っている場合に削る・再配置 鼻中隔延長術後の鼻腔内圧迫
糸の抜去(鼻尖縮小) 鼻尖を寄せすぎたことで鼻腔が狭くなっている場合は、糸を抜いて緩める 糸で鼻尖を縛るタイプの手術での呼吸障害
鼻孔縁形成術の修正 鼻の入り口自体が小さくなっている場合、皮膚や軟骨を再配置して広げる 鼻翼縮小・鼻孔縁拳上後の鼻閉

⚠️ なぜ形成外科専門医の知識が重要か?

理由 内容
🧠 機能解剖学の理解が深い 鼻の空気の流れ、軟骨構造、筋肉・血流の関係に精通
🛠 術後の機能再建が可能 単に見た目を直すだけでなく、呼吸機能まで改善する術式を選択可能
📷 CTや内視鏡による評価ができる 鼻腔内の通気状態を画像で確認してから修正計画を立てられる

 

審美のみを追った手術(特にアップノーズ、過剰な鼻尖縮小)は、呼吸という機能性を犠牲にしやすいです。修正には高度な技術と機能再建の知識が必要であり、形成外科専門医レベルの医師でなければ困難ですし、鼻閉は見た目だけでは判断できないため、CT・内視鏡・診察による評価が不可欠となります。
 

必要であれば、鼻閉の修正に強い形成外科専門医(例:スプレッダーグラフト・アラーバットンの名手)や、CT撮影・鼻腔評価まで対応可能な国内の医師のリストアップも可能です。

 

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