メーラーファット除去は中顔面の脂肪で深い層の脂肪と浅い層の脂肪があります。
浅い層の脂肪をメーラーファットと呼びますが、いくつかのコンパートメントに分かれているのですが、笑った時に強調されます。笑った時にアンパンマンみたいになると。ただ、頬が下垂しないように支えてくれる役割も持つので、無理に脂肪除去をしてしまうと、逆に老け込んでしまいます。
そのため、アンチエイジングとしては将来的に不利になります。
中顔面の厚み・重りというのは、メーラーダット以外にも、皮膚の厚み・頬骨・深部脂肪の厚みがあるので、メーラーファット除去以外にも原因はたくさんあるのです。なので、メーラーファット除去をしたからと言って頬のボリュームが必ずしも改善されるわけではありません。
鼻翼基部の脂肪・ナゾラビアルファットは脂肪吸引は勧めないドクターがほとんどです。
ナゾラビアルファットの脂肪を脂肪吸引でとっても大した高低差にはならなくて、むしろ将来的に皮膚がダブついて余って老けやすくなってしまいます。
ですからナゾラビアルファットの治療はミッドフェイスリフトでフェイスリフトした方が効果はあります。
骨膜に固定すればさらに後戻り防止になりますので、ナゾラビアルファット除去をやるよりも意味があります。
ナゾラビアルファット除去を行っている外科医は、ほとんどが形成外科専門医では無い医師だという事からも解剖学的な根拠が乏しいということがわかります。
