輪郭3点の定義づけはあくまで造語なので、医師によっても違ってきます。
①頬骨骨切り=頬骨の張り出しを削るだけか、内方転位させる手術
②エラ削り=下顎角の張り出しを切る下顎角形成や顎先まで削るVライン形成
③オトガイ形成=顎底を削るだけか、中抜きや垂直骨切りまでする手術
これらを組み合わせた治療が輪郭3点と呼ぶことが出来るでしょう。
顎先の骨切り手術では、デザインが重要で。人中や顔全体の輪郭にも影響を及ぼしてきます。
正面から見た時の顎の長さは、理想的な長さに関しては、鼻下点からオトガイ下端までの長さが女性は70mm(男性は75mm)となります。下口唇(赤唇)下端~オトガイ下端まで女性で35mm、男性では38mmと教科書通りには記載がありますが、実際には人によるでしょう。
オトガイ神経、下歯槽神経の走行を確認できる3次元実体模型を準備して治療プランを練っているかどうか。変化が大きい人で、5ー7ミリ程度は顎を中抜きすることが出きます。やりすぎると神経損傷のリスクがあるため、そこは注意しましょう。