目はホリが深いと奥まって小さく見えがちになります。
目頭切開や目じり切開をして目を横に広げても何か物足りない・・そんな時にとれる手術の最終扇に頬骨セットバックの手術があります。四角い顔をなだらかにする効果があって、平たい顔族の直方体の輪郭を改善します。
頬が前にせり出していたり、目元が窪んでいると顔が横方向に平らに見えてしまいがちです。
頬骨を後方移動すれば頬が流線形になるので目元が出てきます。
同時にリフティング効果も得られるのが頬骨セットバックです。
頬骨を5ミリ後ろに引っ込めれば、顔に奥行きが出るので、四角い輪郭がなくなります。
小顔にするためには頬骨の整形は欠かせない要素があって、顔の横幅を狭めるためには頬骨削り・頬骨セットバックの選択肢は見ておきたいところです。
目を拡大させる+小顔にする+フェイスリフトのすべてに効果がある手術はこれまでにはなかったものなので、注目度の高い輪郭整形として、今後メジャーになっていくと思われます。
形成外科専門医の中でも、輪郭を専門とする外科医、例えば頭蓋額顔面外科学会の所属を確認することも一つの手段になるかと思います。頭蓋額顔面外科学会は、頭蓋顔面の骨格性変形を治療する頭蓋顔面外科、顎を中心とした骨格性変形を治療する顎顔面外科、頭頸部癌の再建治療を行う頭頸部再建外科、唇顎口蓋裂などを取り扱っている学会でいわば輪郭のスペシャリストといっても良いです。