切開式重瞼術＝全切開法では、どうせ切開するのだから、埋没法以上にデザインの美しい手術を目指したいところです。幅を調整したり、食い込みを明瞭に二重ラインを作りたい、皮膚のダルっとしたたるみが出ないような二重ラインを作りたいといった理由になります。
瞼の改造構造を理解すると、枝葉を作るのが切開法であって、固定源をどこに置くのかが変わってきます。
いずれも切開法の種類です↓
・瞼板固定法・・固定力は高いが、凹んでしまう
・反転眼窩隔膜弁法・・取れやすい、１年くらいで取れてしまう
・挙筋腱膜弁法・・筋肉を取る必要がないので凹みにくい、高周波メスを使って技術を要する方法＝目頭側から目尻まで腱膜を再配置する（挙筋腱膜を眼輪筋に入れ込む）
目頭～目尻まできれいな明瞭な二重ラインを作ることが出切るメリットがあります。
眉毛を動かさずに、綺麗な目の開きを再現で切るというのが切開法の特徴となります。
まとめます↓
・皮膚固定法
固定力：強い
腫れ：強い
まつ毛の根本：見える
傷跡：目立つ
・反転眼窩隔膜弁法
固定力：眼窩隔膜が脆弱な場合もある
腫れ：少ない
まつ毛の根本：眼窩隔膜が脆弱だと後戻りする
傷跡：目立たない
固定力：強い
腫れ：少ない
まつ毛の根本：はっきり見える
傷跡：目立たない
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