I型プロテーゼのシリコンタイプにも、バード型と呼ばれる鼻先のフックが付いているタイプの形があります。これはL型プロテーゼに近いもので、鼻先への負荷がかかるために、懸念点が多い材料ではあるのですが、現在使っている美容外科もあって将来的心配があります。
I型プロテーゼとうたっているので、患者さんからしてみれば安心なのではないか？
と考えしてしまうのですが、I型プロテーゼも舟型は問題なくともバード型だと鼻先に負荷がかかるのでNGです。
とても紛らわしいところだと思います。
L型プロテーゼやバード型プロテーゼの失敗例をまとめます↓
・シリコンの圧迫による皮膚が薄くなる
・プロテーゼが出てくる
・感染する
・鼻先が動かなくなる
・笑顔時にも鼻先が動かないので表情がアンドロイド調になる
・だんだんと鼻先が上を向いてくる
など
ちなみに既製品のＩ型プロテーゼを削って挿入する方法は準オーダーメイドですが、完全にその人の鼻骨の形に添うようにして作られる鼻プロテーゼは完全オーダーメイドと区分されます。
もし昔に入れたL型プロテーゼやバード型プロテーゼが影響して鼻先ががちがちに硬くなってしまっていたり、皮膚が薄くなって赤みを帯びてきているのであれば、入れ替えや抜去を含めて検討されることをお勧めいたします。
