エラ削りで犬顎とは、エラを削り取られすぎていて横から下顎角を見たときにスパッと刃物で切ったときのような人工的な直線的形状をしている状態です。
エラ削りの怖いところで、下顎角をエラがなくなるまで切ってしまうと横から見て全く健康的なエラ張りがないことになります。また、正面から見てもＶラインが直線的で１０年前の韓国美容整形のデザインのような感じがある訳です。
犬顎の修正方法としては、エラプロテーゼや人工骨でエラを再建することが出来ます。
完全な修復は難しいかもしれませんが、ある程度見れるくらいまでにはなることも多いので、えら縮小を切りすぎて失敗している人は検討してみてもよいと思います。
韓国の輪郭整形や一部の日本の病院では髄質丸見えの症例が見られるのですが、機能的にも大変危険で
皮質骨を少しだけ残すようにエラ骨削りをした方が
・骨の再生が少なく済む
・神経損傷がない
としたメリットがあります。
輪郭骨切り手術後には、皮膚弛緩が出てしまった症例ですと顎下や頬脂肪吸引（タイトニング効果のあるベイザーリポ）や切開リフトで二次手術を行うことがあります。これも技術力が求められるものですから、輪郭整形を受けるときには、アフターフォローも信頼でいる美容外科なのかを確認してから病院カウンセリングに行きましょう。
