目の下の小じわや法令線へのスネコス・プロファイロ・ボライトの効果の比較 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

目の下の小じわに対しての注入系のヒアルロン酸が流行っています。

新しい材料を見ていきましょう。

 

☆スネコス・・

架橋していないので、何か月も中で存在しない材料です。短期間で吸収されます。

ヒアルロン酸とアミノ酸がいっぱい入っているのがスネコス。変な形になりにくい点がメリットです。

効果はじわじわとハリを出していきます。数回の治療が必要となる。

 

☆ボライト・・

架橋されているので、吸収されにくいです。体内に1年以上かけて残っていきます。

形が残る点が注意点で、上手に注射できなければ失敗につながりやすいです。1回で治療が終了する。

アラガン社製なので信頼性はやや上がります。

 

 

目の下の小じわを改善する整形手術で、プロファイロをするのも、まだ日本に入ってきて間もないので、架橋しない材料がどの程度効果があるのかもまだまだ不明瞭な部分があります。世界的には症例がありますが日本人にはまだまだこれから。

 

現場レベルの話では、1年ずつ若返っていくといった魔法のような効果はないという指摘があります。

細胞のリモデリングという言葉に注意しておきましょう。プロファイロを永遠に打ち続ければ20代のような顔を維持することができるのかというと当然あり得ません。

 

分子が広がっていくことによって、水を引く=なんとなくムクミを出すようなイメージです。

皮膚マニアの人がやるのは良いと思いますが、何か劇的な効果・変化の出る様な施術ではないということは覚えておきましょう。

効果は全然少ないので、スキンケアの一種のようなものと考えると良いでしょう。