目頭切開で目頭の形は変えることはできないのですが、モウコヒダを解除するだけの手術となります。
なので元々隠れているご自身の涙丘の形が出てくることになります。
蒙古襞が介助されたときに、近いシミュレーションは、鼻根の皮膚を引っ張ってみて皮膚を内側に引っ張ってみる。
その時にできる目の形が目頭切開での手術後のシミュレーションとなります。
目頭の形は主に3パターンで、
・普通の三角形の目頭(50%)
・丸い目頭(10%)
・くちばしの様な斜め下に尖っている目頭(40%)
となります。
この形によって目頭切開の手術のデザインを調整することがあります。
全て涙丘を露出させてしまうと、外国人の様な目つきになってしまうので、それが似合うかどうかを顔全体のバランスを見て調整する必要があります。リドレープ法はあまり平行型の二重にはなりづらいので、Z形成+Park法(皮膚切除)の術式によっても向いている手術が変わってきます。
変化が大きい方で、2ミリくらい寄せることが出来ますし、マイルドに変化を出したい方であれば1ミリずつ寄せることもできます。目と目の間の距離が34ミリくらいが平均値なので、顔全体のバランスも診てどの位にするかは人によっても変わります。
形成外科専門医、JSAPS所属の美容外科医を基準としてカウンセリングを受けられることを推奨いたします。