黒目の開きが悪くてもそれが眼瞼下垂症とは限りません~眉下切開や全切開二重 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

黒目の開きが悪くてもそれが眼瞼下垂症とは限りません。

眼瞼下垂=目つき矯正手術の検査で美容外科で行われるのは以下のポイント▼

 

逆に以下の点が正常であれば、眼瞼下垂の手術を行ってしまうと悪い結果になる。

 

 

・MRD-1の確認
瞳孔中央と上眼瞼縁までの距離(MRD-1)を調べるものです。2.7mm以上あれば正常ですが、2.7mm未満であれば、眼瞼下垂を提案される可能性があります。

・挙筋機能の確認
眉毛を固定して、下方視時→上方視時の上眼瞼縁がミリ挙上するのかを測るテストです。これは、10mm以上あれば目の開きが良いとされます。4㎜以上~10mm未満であれば正常。4mm未満であれば眼瞼下垂の可能性が高いです。

MRD-1が正常でも目つきが悪いように見えるならば、偽性眼瞼下垂=皮膚のたるみの可能性が考えられます。

 

こうした症例の場合、眼瞼下垂の手術を行っても良い変化を得ることが出来ません。

皮膚弛緩=上まぶたのたるみを取る手術であれば、全切開二重や眉下リフトの手術となります。

 

眉下切開専門医、眼瞼下垂専門医、全切開専門医とかは誤診されてしまうので、全て対応している医師を選んでいただくことを推奨いたします。