黒目の開きが悪くてもそれが眼瞼下垂症とは限りません。
眼瞼下垂=目つき矯正手術の検査で美容外科で行われるのは以下のポイント▼
逆に以下の点が正常であれば、眼瞼下垂の手術を行ってしまうと悪い結果になる。
・MRD-1の確認
瞳孔中央と上眼瞼縁までの距離(MRD-1)を調べるものです。2.7mm以上あれば正常ですが、2.7mm未満であれば、眼瞼下垂を提案される可能性があります。
・挙筋機能の確認
眉毛を固定して、下方視時→上方視時の上眼瞼縁がミリ挙上するのかを測るテストです。これは、10mm以上あれば目の開きが良いとされます。4㎜以上~10mm未満であれば正常。4mm未満であれば眼瞼下垂の可能性が高いです。
MRD-1が正常でも目つきが悪いように見えるならば、偽性眼瞼下垂=皮膚のたるみの可能性が考えられます。
こうした症例の場合、眼瞼下垂の手術を行っても良い変化を得ることが出来ません。
皮膚弛緩=上まぶたのたるみを取る手術であれば、全切開二重や眉下リフトの手術となります。
眉下切開専門医、眼瞼下垂専門医、全切開専門医とかは誤診されてしまうので、全て対応している医師を選んでいただくことを推奨いたします。