目の下のクマ取りで、下眼瞼脱脂や裏ハムラ法といった手術を行う場合、過去にヒアルロン酸注射を経験している人もいると思います。そうした症例ケースでは、必ずヒアルロン酸を事前に溶かしてから治療をされることになります。
ヒアルロン酸を入れた場所とハムラ法や下眼瞼脱脂で手術をする場所は同じなので、手術前に操作をスムーズにするためにも一度溶かします。その上で、診断結果を下すことでより正確な治療プランが立てられるようになります。
目の下の膨らみ具合、凹み具合を立った状態で確認して、どの位脂肪を移動できるのか、脂肪取りをした方が良いのかを確認することになります。ヒアルロン酸が事前に入っていると凹みがごまかされますので溶かしましょう。
ヒアルロン酸注入をしたのに、クマ取りする理由としては、
・目の下の膨らみが更に目立ってきた→脂肪や皮膚弛緩の問題
・ヒアルロン酸がむくむ
・チンダル現象で青白くなった
等の理由があると思います。
ヒアルロン酸注入は永続的な治療ではないのと、年数が経過するとご自身の顔も老化して変わっていくので、新たに問題が発生していることもよくあります。
長期的スパンで考えた治療計画を立てることが成功の秘訣となります。
