裏留め=結膜側結紮で糸を留める二重埋没法のリスク&デメリット | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

二重埋没法や自然癒着法の手術をする上では、上手な医師選びはまずは形成外科医を条件とすると良いです。

症例写真は成功例しか載せていないので分かりづらいですが、裏留め=結膜側結紮で糸を留める二重手術はデメリットも大きく、糸の結び目が見える・糸が眼球を傷つける・万が一の際に抜糸しづらいなどの危険性があります。視力の低下を招いてしまったり等の機能的なトラブルは形成外科専門医では無い若い美容外科医が診療していることも多いです。


埋没法専門医、スーパー○○法、○○コスメ法などの造語キラキラネーミングを付けていることが多く、埋没法で30万円を超える価格帯を提案していることがあります。

 

 

ちなみに、挙筋法だから良い、瞼板法だから良い、というのは無くて、上手な医師でも瞼板法・挙筋法いずれも選択していることもあります。クリニックのポジショントークには注意してください。

 

とにかく、埋没法の手術は、糸が裏側に飛び出てしまう方法を避ける、形成外科専門医では無い医師は基本は避けるなど徹底していきましょう。また、修正で何回も埋没法二重術を行うと、将来的に感染や予定外重瞼線のリスクが出てきますので、何回でも修正できるわけではありません。

 

埋没法を繰り返して瞼の中に糸がウジャウジャいる状態は正常ではありません。

糸による影響でラインが多重化するリスクもありますし、抜糸が出来ないなんてことにもつながってしまいます。

重い瞼の人は、初回埋没法をやってみて、取れてしまったのであれば、いさぎよく全切開に切り替えるといったことが多いです。