埋没法の術式で、取れにくい方法の一つに波縫い法があります。
糸を真皮にひっかけていく方法で、アンカーの役割をしてくれるので、埋没法の持続力が上がります。
二重埋没法の術式による固定力の高さの目安としては以下をご覧ください。
持続力が高い ＞ 持続力が低い
何点固定か 多い ＞ 少ない
固定横幅 広い ＞ 狭い
術式 挙筋法 ＞ 瞼板法
埋没糸 太い ＞ 細い
二重幅 狭い ＞ 広い
皮膚の厚み うすい ＞ 厚い
皮下脂肪 少ない ＞ 多い
皮膚弛緩 少ない ＞ 多い
遺伝要素 両親二重 ＞ 両親とも一重
二重デザイン 末広型 ＞ 平行型
波縫いを上手にできない美容外科医は固定力は弱いです。
・手術が雑あるいは面倒くさいために端っこしか波縫いを行っていない
・波縫いをやっているつもりが実際には内部でガタガタして綺麗ではない
すぐに取れてしまう原因にもつながります。
特に元々瞼がツボったい人は埋没法は取れやすいです。
1年以内に取れてしまう人も実は結構います。
二重整形の症例写真では一見、綺麗に見えても、糸を緩めに結ばれていて腫れが少ない症例もありますし、内部がどうなっているのかまで症例写真からは判断することが出来ません。腫れていない埋没法＝上手では全然ありません。
