3Dプリンターを使用したオーダーメイドプロテーゼは市販のシリコンプロテーゼとは違った種類のプロテーゼの種類となります。
市販のプロテーゼのデメリットをおさらいしますと、
・骨とプロテーゼとの間に隙間が出来る
→ぐらぐらしたり石灰化の原因となる
・拘縮を引き起こし将来的に硬くなる
・正確な希望デザインにならない
などが挙げられます。
部位としては、鼻筋プロテーゼ、眉間プロテーゼ、顎プロテーゼ、額プロテーゼなどで使用することが出来ます。通常の市販のオーダーメイドプロテーゼと謳われているものは、全然オーダーメイドではなくて、既製品を削りだすだけのプロテーゼの素材です。
これはプロテーゼの裏側を見ると分かるのですが、真直線的に形成されているので、THE人工物といった感じの形状をしています。一方で3Dプリンターで作製する本物のオーダーメイドプロテーゼの場合、裏側が波状に凹凸があります。これはご自身の骨の形に沿ったモデルになるので、隙間を作ることがありません。
鼻フルをした結果、
・鼻が曲がっている(将来的に曲がってしまう)
・鼻筋がぐらぐらする
・段差が出来てしまった
・硬くなってしまった
などの問題点があるようでしたら、まず手術のクオリティを疑うようにしてください。
3Dプリンターで作製するプロテーゼの場合色味まで再現することが出来ます。