出来る限り傷跡をつけたくないとして鼻先延長手術をクローズ法で行う人もいると思います。
ただ、鼻中隔延長術においてクローズ法による術式にはデメリットがあります。
・比較的変化量が少ないデザインのケースで有効
・左右を引っ張った状態で手術をするので左右差が残りやすい
・剥離を広範囲にするわけではないので鼻の構造は弱くなりづらい
・オープン法よりも手術中の操作がやりづらい
・リスクを知らない研修医ほどクローズ法を提案していることが多い
・うまく延長しづらい
・軟部組織を取り過ぎてしまうリスクがある
・ピンチノーズのリスクがある
など
非常にストイックな医療を行っているクリニックだと、
・日本形成外科学会専門医＋ＪＳＡＰＳ名医＋頭蓋顎外科学会などが所属できる
・麻酔科専門医による管理体制
・技術が高すぎて他院が手術を真似るも諦める
・精密で丁寧な手術処置（大手チェーン店の手術時間の倍くらい）
など
例えば、量産型クリニックの鼻先延長の手術は正規の術式で行われておらず簡略化といわれるもので、手術時間を見ると分かりやすいのですが時間は60分です。一方で、質の高いクリニックでは3～4時間程度かけていることが多いです。
