鼻先の脂肪をとっても団子鼻は治らない~鼻尖縮小と鼻中隔延長術 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

ようやく団子鼻修正は脂肪をとっても意味がないということの理解が深まってきました。

 

一昔前は、鼻尖縮小、団子鼻整形と言えば、鼻先を糸で縛るだけだったり、鼻尖部の脂肪を取るだけの手術が良く行われていたのですが、当然、ほとんど効果が無いばかりか金ドブになってしまうことがあって廃れていきました。

 

アジア人の中でも日本人の鼻は指で鼻尖を押すとすぐにべちゃっと潰れてしまたり、鼻尖部が短いことが原因で団子鼻に見えている症例が多く、根本の原因を解決する鼻整形でなければ効果を上げることが難しかったのです。

 

鼻先の短い鼻、潰れた鼻、低い鼻を改善することが出来るのは、耳介軟骨移植や鼻中隔延長術があります。

ただ軟骨を上に載せるだけの耳介軟骨移植、土台からしっかりと作りこむ鼻中隔延長術の違いがあって、鼻先を押して潰れる人は鼻中隔延長術の適応になる可能性が高く成ります。

 

つまり、土台が脆弱なところに軟骨をのせてもすぐに沈み込んでしまって、鼻翼が広がったり、高さを維持できないためです。

 

某大手クリニックの鼻先延長の手術は正規の術式で行われておらず簡略化といわれるもので、手術時間を見ると分かりやすいのですが時間は60分と激短いことが分かります。これだと手術を端折っているのでクオリティ維持が出来ません。激安店をカウンセリング候補に挙げられている患者様の場合には、激安店に類するクリニックの鼻の手術とそうでないクリニックとの鼻の手術で何が違うのかの話に必ずなってくるのかと思います。