二重全切開後に不気味な食い込みが発生する失敗例と修正方法 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

二重全切開後に不気味な食い込みが発生する事案があります。

整形バレバレといった瞼の印象になってしまうと、折角、手術した二重瞼がやったった感が出ます。

 

要するに、瞼を閉じたときに食い込みが目立つのですが、二重ラインが目を閉じているのにびっちりと入っていたり、二重ラインの上下が肉でパッツパツになっているのです。綺麗な二重形成というのは、うつむいたときに滑らかな皮膚感を維持していて、二重ラインの跡がきつく出ていないことを指します。

 

二重整形は初回の手術がとても重要となります。

削歯科医の手術で組織を下手に傷つけられていたり、誤ったデザインで手術されていると修正も困難になっていきます。

 

 

食い込みが起きる原因は、二重ラインを挟んで上下の皮膚余りや脂肪がしばしば考えられます。

全切開をしても、食い込みを浅く手術を行うと二重が外れてしまうし、食い込みを強すぎる処理をすればガッツリ残ってしまいます。某Youtuber美容外科でハム目や食い込みが量産されているのには術式的な問題があると考えられます。

 

全切開での食い込みの修正手術では、食い込みを減らすために切開線よりも睫毛側で剥がして眼輪筋を固定して丁寧に固定するといったことが考えられます。必要に応じて、挙筋前転法やROOF切除なんかを組み合わせる手術もあります。

 

眼瞼形成を得意としている外科医、そして形成外科専門医の技術のもとで診断を受けられることをお勧めいたします。