二重切開の名医の条件~7か所ほど内部処理や6-0PDS高性能吸収糸での中縫いしてるとかなり丁寧 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

どうして同じ二重切開でも人によって結果が異なるのか。

それはそもそもがクリニックによって手術方法が異なるからとも言えるのかと思います。

二重全切開の手術も医師によって術式が違うので、精査した方が良いです。

形成外科専門医だから安心というわけでは無くて、どこまでの手術の質を求めるかによって変わってきます。

 

 

例えば内部処理にもROOF切除、眼輪筋切除、隔膜前組織除去などがあり、それぞれを適切に行ってくれる外科医でなければ、ハム目、傷跡が目立つ、予定外重瞼線が出る、眼瞼下垂になる、左右差が強く出る、後戻り、ラインの消失・狭くなる、食い込み、厚ぼったさが残るなどの後遺症がでます。

 

挙筋腱膜が伸びきっているのに、タルミ取りの手術をされてしまったり解剖学的に精通していない医師だと誤診も多く発生するので、出来る限り術式を網羅している医師が賢明です。

 

こだわりのあるクリニックでは、

・皮膚と眼窩脂肪のみで簡単に手術を終わらせていない

・皮膚切開+眼輪筋処理+瞼板前組織処理+眼窩脂肪処理すべて対応
・6-0PDS高性能吸収糸での中縫い
・極細非吸収糸での外縫い
・透明な糸での皮膚縫合

・予定外重瞼線の予防をしているか

 

以上から、手術時間が30分で終了する全切開だと丁寧な処理が出来ずに粗雑な手術である可能性が疑われます。

挙筋腱膜と皮膚真皮層との埋没縫合をしていたり、7か所ほど内部処理を行っていたりする医院だとかなり丁寧な方です。