顎先手術が適応となる症例の特徴は、
・前顎の長さが長すぎる
・前顎の長さが短すぎる
・シャクレ顎
・顎後退
・顎が太い
といった症状です。
前顎は顔の中心線に位置しますので、大変重要なパーツとなります。
長い顎先であれば、面長の原因となります。
施術方法は、顎の水平骨切り手術か顎先削りの方法があります。
逆に前顎の長さが短すぎる場合には、顎へのプロテーゼやヒアルロン酸注入があります。
あるいは、エラ削りで切除した骨を利用して前顎に埋める方法もあります。前顎延長手術です。
顎が後退しているケース=無顎はオトガイ形成で顎を前出しする方法、あとはプロテーゼの挿入があります。
ただ、大きな変化を付けようとしてプロテーゼを分厚くしてしまうと、その分不自然なデザインになってしまうことがあります。
顎が太いケースでは、顎の垂直骨切りをして中央に寄せるアゴ切り手術を行うことができます。
T字骨切り手術とも呼ばれている術式で、太顎を解消することができます。