隆鼻術や目の下や法令線のヒアルロン酸注入、失明や壊死する失敗例がある | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

ヒアルロン酸注入がプチ整形だから安全だと考えている人はちょっと待ったです。

 

顔の構造上、法令線から鼻の方に行く動脈、オデコの方に行く動脈、目の方に行く動脈と走っているのですが、ヒアルロン酸入れて失明したり鼻の壊死につながる失敗例は動脈塞栓症により引き起こされています。

 

 

実は意外と知られていないことなのですが、針で打つよりも、丸い針=ブラントカニューレの方が内出血が少ないとも言われてはいるのですが、丸い針=ブラントカニューレで注入した方が動脈に入ってしまうことが分かりづらく、一転失敗につながることがあります。

 

具体的には、動脈の口径よりも24ゲージよりも太いブラントカニューレを使用すれば、動脈に入るリスクはかなり下がります。細いマイクロカニューレを使用したことで動脈にヒアルロン酸が入ってしまうのは何とも皮肉な話なのかと思います。

 

 

法令線から入れる時に、生理食塩水、ブックフロー=血管内に入ると逆流があるので、バックフローチェックをすること。

簡単な感覚でヒアルロン酸注射をやって失明したり、皮膚が壊死したりしまうと非常に残念なことになります。

 

ヒアルロン酸注入であっても形成外科専門医・JSAS所属といったかに某学的知識のある外科医を選択する必要があるのです。