埋没法の糸で年数が経過すると経年劣化するという理由で加水分解されないPVDFという糸が普及され始めて来ています。PVDF=ポリビニリデンフルオライドと呼ばれる素材となりましてアスフレックスとも言われます。
アスフレックスは河野製作所が出しているもので、世界初の心臓血管外科用の糸でもある新素材です。
ポリプロピレン=PPと比較して強度が強く、体内での劣化をしづらいメリットがあります。
*従来のナイロン糸だと、長期的な使用で肉芽腫の発生リスクがあります。
またナイロンの糸だと加水分解を起こしてしまうので、ここばかりは年数がたつと埋没法の二重が取れやすい理由の一つにもなります。
埋没法が取れやすい特徴的な方は、
・ナイロン糸を使用
・1点留めや2点留め
・もともとハム目な人
・瞼をこする習慣がある人
・目を裏返して白目をむくことを行う人
・幅広二重に設定した人
などは比較的取れやすいとされています。
アスフレックスによって再手術のリスクが提言されるのであれば、オプション祭りの美容外科で埋没法二重を行うよりもよっぽど意味のある費用なのかと思います。保証期間を延ばしたって二重ラインが外れづらくなるわけではありませんし、そもそも何度も埋没法自体を行うことに問題があります。