二重切開修正で幅を狭める方法は吊り上げ法だけじゃない~二重全切開の失敗 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

二重切開で作った二重ラインが広すぎて気になるという方は一定数います。

SNS映えを意識して二重ラインを作ったものの、実に不自然な目になっている現象があります。

 

修正パターンは2種類あって、

①元の傷跡の下で二重切開を行い、元々のラインが癒着するのを防ぐために吊り上げ法か袋とじの処理を行う

②前回の傷跡を残したまますぐ下で二重切開を行い、腱膜の癒着を剥がして筋肉と皮膚を縫合

 

②の方法では皮膚が足りない方に有効で、傷跡も目立たなくなっていきます。

ただ再癒着を起こしてしまうと、後戻りしたり三重瞼になってしまいます。3割程度の確率で発生するようです。

 

 

再癒着が生じた場合には、

・脂肪移植

・2つの傷跡の間の皮膚を切除

のいずれかで修正手術を行います。

ただし皮膚切除の場合、あまり幅狭にはできない可能性もあるので、専門医外科医のもとで診断を頂く必要があります。

*特に平行二重を末広二重にすることは難しい

 

失敗例としては、

・ミリウムが出来る

・傷跡が深くなる

・再発する

・左右差が出る

・目的の二重にはならない

・血が溜まる

・感染する

・二重が厚ぼったくなる

など

 

尚、反対に二重幅を広げる修正は二重全切開や眉下切開で行うことがあります。

これも技術が高く求められるものなので、修正に注意しなければなりません。