上瞼の厚みを作っている要素としては、皮膚→皮下脂肪→眼輪筋→ROOF→眼窩内脂肪の順番に表面から存在しています。
全切開や眉下切開では、皮膚やROOFや眼窩脂肪は切除できるのですが、表層に近い皮下脂肪はそのままで完成することになります。
一方、皮下脂肪に対するアプローチとしては、瞼の脂肪溶解注射があります。
皮下脂肪に対して注射をしますので、見た目的な変化はほとんどないのですが、試しにやってみるのもありかと思います。ただし、前提として、全切開などの手術でROOFや眼窩内脂肪が十分に減ってから仕上げで行うことが一般的です。
それでも改善しなければ、脂肪溶解注射例えばBNLS注射やメソシェイプフェイスなどの種類があります。
二重切開法の手術後に半年以降で施術が可能となります。
肉厚瞼の原因と言っても、「皮下脂肪、ROOF、眼窩内脂肪」のうちどこに多くの脂肪がついているのかは個人差があります。
ROOFにはそれほどついていなければ皮下脂肪は、結構厚みがあるなんてこともたまにあります。
なので最終手段としての皮下脂肪除去を検討する可能性はあります。
勿論、アレルギー反応や内出血や腫れのリスクはあるので、そこは注意しておく必要があります。