小鼻縮小ボトックス注射はドブ金なのか?~失敗と修正 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

小鼻縮小ボトックス注射はムダ金になってしまうのかは、症例によるのですが、この施術自体は適応が限られます。

たとえば小鼻に力を入れる癖がある人はやっても良いですが、真顔時の鼻の大きさを改善できるわけではないです。

 

なので真顔時にも鼻が大きい状態であればボトックス注射では全くの無意味ということになります。

一方、笑ったときに小鼻の広がりが気になる=周辺の筋肉の働き(主には鼻孔開大筋)が強いタイプには効果的です。

真顔時にチェックしてもらうと分かりやすいです。

 
 
一方で軽度に垂れた鼻先をややアップノーズにするためのボトックス注射も実はあります。
あくまでも軽度の方限定で有効なのですが、鼻中隔下制筋という鼻先を舌に引っ張っている筋肉にボトックス注射を行うと、鼻先が上向きになる可能性があります。
 
施術に使用されるボトックス注射の種類ですが↓
・ボトックスビスタ
・ディスポート
・ニューロノックス
・コアトックス
・イニボ
などがありますが、アメリカ版厚生労働省=FDAの認可を受けている材料はボトックスビスタとディスポートになります。
 
鼻の整形で金ドブになるのは脂肪溶解注射=BNLS注射や小鼻ボトックス注射と言われているのですが、ある種事実でして、どうしても硬化性には限界があります。またボトックス注射は定期的なメンテナンスも必要となるので、その都度、リスクを負う必要があります。