プロテーゼ+鼻中隔延長術で延長が足りなかった場合の修正は出来るか? | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

プロテーゼ+鼻中隔延長術をした結果、デザイン的にもっと延長させたかったとおっしゃる方もいます。

延長量が足りなかったデザイン的な不満足失敗です。

 

そして厄介なのが、医師がよい手術と考えていても患者さん自身が修正したいと考えられるケースもあると思います。
患者さんがもっと鼻先を下に下げたいと言っても、医師側がそれを拒否することもあります。

 

その際に注視したいのが、鼻先をこれ以上下げることで

・機能的に問題が無いか

・ゾウアザラシの様は鼻になって老け顔にならないか

などの事情です。皮膚が脆弱なのに将来的な機能性を考えずに延長しすぎて、皮膚が圧迫してしまったり、軟骨がh千須陽以上に皮膚を突いてしまったりすると鼻先が赤みをおびたり機能的なトラブルが生じる可能性があるからです。

 

形成外科専門医では無い医師が手術を行うと、写真映えのデザインばかりを意識した手術設計を行うために、10年後の機能障害に気づかないまま手術されてしまうことがあるのです。そうではなくて、将来的に鼻閉状態や鼻づまりが起きないか、感染しづらいか、鼻からプロテーゼが飛び出してくるといったことが無いかを考えて計画を立てた方が絶対に良いです。
 
修正になればなるほど瘢痕組織で硬くなってしまい、目的とするデザインに修正しづらくなるので、更に状況が悪化してしまったり、場合によっては表情が無くなってしまうなんとこともあります。整形を何度も繰り返している配信者がいますが、将来的にガタが来るために参考にしてしまうと落とし穴があるでしょう。
 
整形は最小回数で成功させるのが一番スマートなものとなります。
課金額が1000万ならそれだけ参考にしてはならないという反面教師的な側面を持ってしまう矛盾を感じます。