バッカルファット除去をしても顔の横幅は小さくなりませんが、なぜか小顔整形として売り出されていることがあります。
こうしたクリニックの多くがぼったくり系の美容ドクターが運営をしているところで系列は似たような雰囲気を感じます。
顔の横幅を狭める整形は頬骨削りやエラ縮小手術以外にはありません。
エラ間の幅を狭めるならエラボトックス注射や各種エラ削りが挙げられ、頬骨間の幅を狭めるなら頬骨削りです。
頬骨削りでは、頬骨体部と頬骨弓部のどちらかを削ることがあるのですが、弓部だけを縮小させる術式ですと、幅がそれほど大きく削れないために内方転位させる手術があります。
最大幅で頬骨削りによって2センチほどの顔の横幅を小さくできるケースがあります。
これは内方転位＝アーチインフラクチャーによってただの頬骨縮小術よりも効果を出せるために変化率が大きなものとなります。
エラ削りについても大きい変化の方で3センチほどの顔を小さくする変化があります。
咬筋を縮小させる手術や外板を切除する手術を組み合わせることで、単に下顎角を切り取るだけの輪郭手術にプラスアルファの効果を期待することができます。
最後に起こり得るリスクをまとめます↓
・一般的なノミで削ることにより神経や血管を損傷するリスクが高まる
・左右差が生じる
・開口障害
・頬骨縮小後に大きくたるみが出る
・韓国の初期の整形みたいなデザインになる＝トンガリ輪郭形
頭蓋額外科で技術的にも安心できる医師やクリニックの管理体制のもとで手術を計画されることをオススメいたします。
