シリコンプロテーゼで何ミリの高さにするのがちょうどよいのか。
人によって好みの鼻が違うのと、もともとのポテンシャル的に鼻がどれくらい低いかでプロポーションが変わってくるので、1件1件個別に考える必要があります。
余り変えすぎないデザイン→2-2.5mm
平均的な高さの増大→3-3.5mm
ガッツリ高くしたい→5-6mm
となります。
目と目の間の皮膚が寄ったと感じるのはガッツリ高くした(5-6mm)場合に起こり得るでしょう。
平均的な高さのプロテーゼだと皮膚が寄る可能性は低いです。
ただし、天然のシャドーが入ることによって遠心顔が改善されたような顔に印象変化する可能性はあります。
プロテーゼ以外の選択肢については、自家組織移植術があります。
これは耳介軟骨や肋軟骨を使用して隆鼻術を行うものですが、プロテーゼと比較するとデザイン性に難があります。
・吸収されてしまったりでミリ単位での調節がしづらい
・10年後に鼻筋が太くなるリスクがある
・修正できなくなる
などの懸念点が挙げられます。
万が一、デザインが気に入らなかった時の入れ替えや抜去ができる鼻プロテーゼはその点での部があるといえます。
シリコンプロテーゼ素材は自家組織移植よりも癒着が弱く、するっと抜けるためです。
ちなみに、ゴアテックス素材だと軟骨よりは取りやすいですが、もう少し強めに癒着が付きます。
材料によって特徴が違うので、名医のもと取捨選択していくことをオススメいたします。