ふくらはぎ脂肪吸引で何㎝細くなると効果を実感できる?皮下脂肪やLFDの違いも解説 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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②美容外科学会には2種類ある
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ふくらはぎが太くて悩んでいる人に脂肪吸引は有効な治療法といえますが、皮下脂肪が占める割合が少なく筋肉が発達して太くなっている場合には、脂肪吸引をしても効果は得られません。こういった筋肉が発達している人の場合は、ボトックス注射を打つことで徐々に筋肉を小さくすることができ足を細くしていくことが可能です。

 

一方、皮下脂肪が多いタイプの場合は脂肪吸引をすることで美しい足を手に入れることができます。

 

自分が皮下脂肪が多いタイプかどうかを判断するには、つま先立ちになった状態でふくらはぎ部分をつまみ、皮膚のすぐ下に硬い筋肉がありつまめない場合は脂肪吸引の適用はないといえますから、ボトックス注射を打った方がよいでしょう。もちろんクリニックに行けばカウンセリングでしっかりと診断してもらうことができますから、どちらの治療法がよいかアドバイスしてもらえます。

 


ふくらはぎの脂肪吸引を行う場合、もっとも重要なことは術前の診断です。気になる部分が皮下脂肪かどうかによって仕上がりのデザインに大きく影響しますし、脂肪が内側についている場合気をつけないといけないのは必然的に内側が細くなってしまいO脚に見えるようになってしまいますから、どの部位をどの程度吸引すればより足がきれいに見えるかなどをきちんと考えた上でデザインしていくことが重要です。

 

吸引の上では、皮下脂肪とLFDの両方を吸引できなければなりません。

LFDは血管がないのでダイエットでは減らすことができず、ダイエットの限界を感じられる方の原因はここにあります。

体重は減ったのにボディシルエットが良くならないという方はLFDが大量にあるケースがあるためです。

 

足を程く見せるだけではなくて長く見せることが出来なければ脂肪吸引の成功とは言えません。

3センチふくらはぎの最大幅を上にリフティングすること、そして全周で1-2㎝細くなれば結構見るからに実感することができます。

 

手術は足首の外側や膝後ろ側・足首外側にカニューレを挿入し、脂肪を吸引していきます。術後内出血や腫れが起こりますが1週間から2週間ほどで徐々に改善していくので心配はいりません。ふくらはぎはむくみが強くでるため手術直後からしっかりと圧迫する必要があります。膝からふくらはぎのむくみは2週間程度で落ち着いていきますが、足首付近は長く続く傾向があり完全に引くまでには1ヶ月程度見込んでおいた方がよいでしょう。

気になる術後の痛みですが思ったよりも痛くなかったという人が少なくありませんが、むくみが強くでた場合は歩くのが少しつらい場合もあります。個人差はありますがむくみが強く現れると翌日からしばらくは歩くのがむずかしくなりますから、余裕をもって計画を立てておくと安心です。

 

ふくらはぎは自分でどんなにがんばっても部分痩せすることがむずかしい部位で、むくみやすい体質の場合夕方になるとさらに太くなってしまうという人も少なくありません。脂肪吸引は確実にふくらはぎを細くしていくことができますが、医師の技術が未熟だと凸凹になったり左右差が大きいなどのリスクも生じてしまいますから、信頼できる技術の高い医師を選ぶことが大切です。