形成外科専門医でなければ二重切開はリスクが大きくあるのですが、その理由は、解剖学的な知識や傷跡などに理由があります。
形成外科専門医になるためには、研修医2年+6年の経験があり、専門医試験にも合格しているというある程度の技術力が担保されています。傷跡を綺麗に縫う技術もその一つで、患者さんにとっても分かりやすいドクターの選び方になってくるのかと思います。
最短では32歳で形成外科専門医になることが出来るのですが、必然的にそれ以下の年齢で美容外科医であったならば形成外科専門医では無いと考えることが出来ます。いわゆるハズレ医師と言われる形成外科をすっ飛ばして美容外科医になったドクターとは全く説得力が違うことは明白です。
やってはいけない医師選び↴
・症例写真で決めてしまう
・整形アプリなどの口コミが良いところで決めてしまう
・TIKTOKドクター
・毎日SNSやってるドクター
など
医師の経歴を慎重に見て、もし一つでも違和感を感じたのであれば、カウンセリングを避けるように注意されることをお勧めいたします。技術が無い医師が診断を付けると、カウンセリングで誤診されてしまうことにつながります。
例えば分かりやすいのが、形成外科専門医では無い美容外科医のほとんどは眼瞼下垂の手術ができません。
よって眉下切開との区別をつけることはできません。
その様な医師が埋没法ばかりの症例を積んでいる美容外科医の場合、眼瞼下垂の症例でも埋没法を勧めてきます。
特に挙筋法なんかで二重手術をされてしまうと最悪です。
目つきが更に悪くなったり、ハム目のまま一応二重になるなんてトラブルもよく聞くところですね。
モニターで綺麗に見えるのは成功事例を掲載しているだけだからです。その裏で失敗している患者さんが大量にいることを忘れないように。