団子鼻とあぐら鼻が混ざった鼻コンプレックスは小鼻縮小のみで90%改善できない | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

団子鼻とあぐら鼻が混ざった鼻コンプレックスは小鼻縮小のみで90%改善できない件。

これは大げさではなくて真実なのですが、誤解されている人も多いので原理を説明していきたいと思います。

 

★だんご鼻→鼻先が丸い

*脂肪が多かったり鼻翼軟骨が左右に広がっていること、そして皮膚が肉厚であることが原因

★あぐら鼻→鼻翼が張り出している

*鼻翼基底幅が広い、あるいは鼻翼の張り出しが強い。またはその両方

 

となります。

では例えば画像のような団子鼻とあぐら鼻が混ざった鼻コンプレックスに対して、小鼻縮小や鼻尖縮小を行った結果を考えていきましょう。

 

小鼻縮小内側法だけを行うと・・鼻翼の張り出しが強くなってアグラ鼻が悪化する+鼻尖比率がさらに大きくなる

小鼻縮小外側法だけを行うと・・鼻尖比率がさらに大きくなるがアグラ鼻は解消する

鼻尖縮小だけを行うと・・軟骨を縛って脂肪だけをとっても変化をほとんど感じづらい=金ドブ

 

ということで、最終的には鼻尖部のACRを整える鼻中隔延長術や耳介軟骨移植といった手術でだんご鼻をわかりづらく見せることが多いのです。これは鼻フルでセットのプランを提案されることが多い理由となります。

 

鼻の手術はプロテーゼ単独や鼻尖縮小単独の手術例というのは最近ではほとんど行われなくなりました。

それが分かりやすい理由は今回ご説明した内容となりますので、参考にしてください。