豊胸バッグでも特によく使用されるモティバ豊胸。
多くのケースで2サイズアップ以上が見込める術式です。
今回は、モティバエルゴノミックスを乳腺下法と大胸筋下法で使たときの使用感の違いをまとめていきます。
★乳腺下法
外見:バッグの形が分かりやすい
動き:谷間を作りやすく体勢によって自然にバッグが形を変えている
触感:バッグの可動域が広がるととても柔らかいと感じる。ただバッグを移動させないようにして揉むと豊胸バッグが入っていることは分かる。
ダウンタイム:痛みは大胸筋下法と比べて少ない。1週間でほとんど日常生活に支障はなくなる。
(注意点)乳腺下法の場合、痩せ型の方は特にバッグの輪郭が出やすくて、浮いて見えてしまうことがあります。クーパー靭帯を損傷することでたるんでしまうリスクがあります。
★大胸筋下法
外見:バッグの形は大胸筋の下にあるのでわかりづらい
動き:バッグの動きが少なくて自然なバストの動き方に近くなる。谷間は作りづらいや刃具をする時にバッグが硬い感じがするデメリットがある。
触感:奥に豊胸バッグが入っているので、もともとのバストの硬さに近いと感じる。
ダウンタイム:術後の痛みは強く感じる。腕を動かす際に違和感が残りやすい。完成までは1~3か月程度見ると良い。
(注意点)
バッグが上方に移動するリスクがある。豊胸バッグの圧迫によって肋骨の変形が起こる可能性がある。
デザイン性について確認したい事
モティバエルゴノミクスを使用する際、乳腺下法だと乳輪付近だけが大きくなってしまうことがあります。結果的にバッグの重みでバストがたるんでしまうデザイン的な失敗があるので、大胸筋下の方が綺麗に見えることがあります。ただ大胸筋下法の場合大きなサイズ感の豊胸バッグを入れないと変化が乏しく見えやすい点があります。骨格ストレートっぽいセクシーな鎖骨~バストにかけてのラインを作る上では、大胸筋下法に分があるように感じます。