貴族手術＝鼻翼基部を盛り上げる手術で軟骨移植とプロテーゼどちらを使うべきか悩んでいる人もいますね。
それぞれの特徴をまとめていきたいと思います。
☆自家組織
鼻翼基部に細片軟骨を移植する手術。
癒着が強く移動しづらい。一方で大きな変化量を出すことは難しく、デザイン性は△。将来的に吸収されていく可能性もある。
異物ではなく自家組織でどうしてもやりたい人向けの材料。
★プロテーゼ
変化量が大きく取れる点がメリット。ただシリコン素材だと拘縮リスクがあるのと、ずれる可能性がある。
より柔らかい素材にはゴアテックスがある。
尚、貴族手術のデメリットに鼻翼が広がってくるといったこともある＋鼻尖が上向きになっていく可能性もあります。
そこで鼻フルでセットで手術を提案されることもしばしばです。
例えば、鼻翼基部プロテーゼ＋鼻中隔延長術＋鼻翼縮小＋隆鼻術なんかのプランです。
鼻の整形は複合的に造形を考えることが多いので、鼻尖縮小だけでどうにかなるということではない症例が多いです。
とくに日本人の鼻は団子鼻であぐら鼻と言った一つの整形では改善しにくい形をしているので、手術プランを慎重に検討されることをオススメいたします。
また歯列矯正を合わせて考えているのならば、歯列矯正前後で口元の印象も変わるので、歯列矯正を優先することも。
Eラインの最終ゴールを掴みやすいというのが理由です。
