溶ける糸リフトと切開リフトの効果の比較~どの位たるみが改善される?何年持つ? | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

糸リフトは医療用の縫合で使用される極細の糸を皮膚の下に挿入して引っ張り上げることで顔のたるみやしわを改善でき小顔効果も期待できる最新の美容整形です。髪の毛よりも細い糸を利用し、皮膚の下に挿入後糸だけを置き残すことで美容鍼の効果を得ることができます。

 

ただし切開リフトと比較すると引き上げ力や持続期間が弱いことがデメリットになります。

切開リフトは5~10歳若返るイメージになりますが、糸リフトはそこまでの効力はありませんのと、すぐに元に戻ってし舞うこともあるのです。

 

溶ける糸で肌に残っている糸は吸収性のため徐々に溶けていきますが、皮下組織に刺激を与え続けるため糸の周辺の皮膚組織の修復機能が促進されて、長期的にコラーゲンの生成が促進されます。そのため肌の内側からハリやつやが蘇り、ひきしめやリフトアップ効果を得ることができます。

 

通常1回の施術でも持続効果は6ヶ月から1年程度はありますし、針の刺激によって皮下組織の細胞が活性化されることで、エラスチンやコラーゲンが増産されて肌に弾力をよみがえらせることができます。また針の刺激によって表情筋が引き締まり小顔効果やリフトアップ効果も期待できますし、血流やリンパが活性化して新陳代謝を促進させ体内にある老廃物をデトックスする働きも高まります。

 

さまざまなメリットがある糸リフトですが、施術後は糸を埋め込んだ部分に赤みや内出血・軽い腫れ・痛み・違和感が現れることがありますし、まれに糸の端が出てくることもありますから事前にデメリットをきちんと理解しておくことも大切です。

 

 

施術後2週間は糸が露出する可能性もありますからマッサージは2週間ほどはしないようにすることも大切です。ウルトラVリフトは皮膚を切開したり切開部分の髪を剃るといった処置も必要なく手軽に受けることができるフェイスリフトですが、メスを使ったフェイスリフトに比べるとどうしても実感できる効果の持続期間は短く、一時的な改善策であるということでもあります。

 

溶ける糸と聞くと安全性が高くトラブルも少ないというイメージがあるかもしれませんが、数年後でも糸が残っているというケースもありますから完全に溶けてなくなるというは言い切れません。

 

またリスクの少ない糸リフトであっても感染症が起こる可能性もありますから、術前に剃毛・洗浄をきちんと行うクリニックを選ぶことが失敗を防ぐためには大切です。

 

これからフェイスリフトをしようと思っている人は、経験豊富な技術の高い医師を選ぶようにしましょう。