エラ削りの手術でも、
・口腔内切開エラ削り
※口の中からのアプローチ
・耳後部エラ削り
※耳の後ろからのアプローチ
があります。
耳後部エラ削りは、手術の難易度が下がる術式で、ダウンタイム中の負担も少ないメリットがあります。
しかしながら現在主流の手術方法は口腔内切開のエラ削りとなります。
これは
・傷跡が表面から見えない
・耳後部エラ削りと比較して長い曲線骨切りができる
といった利点があるためです。
顎先の方までVラインを形成できるのが口腔内切開エラ削りとなります。
エラ骨削りの手術は一般的に正面からの変化が乏しく、輪郭が小顔になったかどうかが分かりづらいと言われています。
下顎角を局所的に切っても横顔しか変化がないのです。
しかしながら、Vライン骨切り手術で顎先の方まで切ることができれば正面からもしっかりと綺麗な小顔を作ることができます。
なので拡大エラ削りまで対応している外科医を選択することが重要なポイントとなります。
咬筋切除術
もう一つ正面から見たときの変化率が高いのは、咬筋切除です。
エラボトックス注射なんかでエラ張りを改善させるものは、この咬筋を縮小させることで効果を出しています。
これを半永久的に手術で変化を出すのが咬筋切除術です。
口腔内からのエラ削りは、この咬筋切除術も併用することができる点でメリットがあります。
筋肉をはぎ取る形式ではなくて、広く均一に切除することができるので、大きなメリットがあります。
