バッカルファット除去+頬脂肪吸引の効果とは?公開・失敗例もまとめ | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

頬周辺の顔の脂肪取りには、脂肪吸引やバッカルファットの手術があります。

そして最近では糸リフティングも併用することが多く、セットで若返りの整形として症例が行われています。

 

糸リフトでも溶ける糸を皮下組織に何十本も挿入してリフトアップ効果を得る施術もあって、

 

溶ける糸でも細かい韓国針タイプのものは

・例えば針は29Gで糸は6-0PDSという吸収糸を使用→弾力性が富み吸収されにくい

・糸によって筋肉の深い部分に角度をつけて針をいれることで美容鍼と同じような効果を得る

・頬のたるみからくる法令線や骨格によってできるくぼみなどを、糸で一気に引き上げることができる

・リフトアップ効果だけではなく肌の張りも出せる
などのメリット性がある施術もあります。
 

ただ半永久的に効果が持続するというものではなく、長くても2年程度で効果はなくなってしまいますから、再度たるみが気になった場合には施術を繰り返す必要がありますから、自分の希望にあっているかどうかを形成外科医が考える必要があります。

 

※形成外科では最低5年間、日本形成外科学会が認める医療研修施設において形成外科に関わる研修を義務づけています。専門医認定試験に合格した医師のみが形成外科専門医となります。

 

 

 

追加で行う、バッカルファット除去や頬の脂肪吸引も同様に、確かに頬(横)はスッキリするのですが、逆に少し痩せただけでゲッソリした印象に変化することがあります。丸顔を改善しようとバッカルファットをした結果、ホラーマン化することがあります。
 
リスクをまとめると・・・↴
・ホラーマン化
・老けやすくなる
・丸顔は改善しない
・やつれる
などが挙げられます。
適応が非常に限られる手術だということになります。

 

・口横がふくよかな輪郭の改善

・Vライン形成でフェイスラインを整える

・マリオネットラインや法令線などの老け感を改善する

の場合には顔の脂肪吸引やバッカルファット除去は一定の効果を得られますが、適応を誤ると残念な結果になり得ます。