脂肪吸引の輪郭整形~皮下脂肪とバッカルファット除去の違い | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

脂肪吸引の輪郭整形~皮下脂肪除去とバッカルファット除去の違いをまとめていきたいと思います。

皮下脂肪はほほ全体に存在するのに対して、バッカルファットはエラの咬筋の裏側から、口のほうに向かって存在します。

笑った時にボコっと出てくるあの脂肪がバッカルファットとなります。

 

バッカルファットは支える組織が少ないのでするっと抜けていくイメージですが、頬の脂肪吸引は皮下にへばりついているので、カニューレを使用して削ぎ落としていきます。内出血のリスクは頬の脂肪吸引の方が高いことになります。

 

つづいてセルフチェックの方法をまとめます▼

 

バッカルファット除去を勧められやすい人↴

・笑った時にえくぼの後ろ辺りの膨らみが気になる

・口の中をよく噛む

・エラボトックス注射後にたるみが顕著になった

・ご両親のどちらかの顔がブルドックっぽい

 

顔の脂肪吸引を勧められやすい人↴

・体重増加に伴って頬に脂肪が付いた

・口角横に脂肪がたまっている

・フェイスラインが無い

など

 

ただ、この分野は特にですが、脂肪吸引専門医、バッカルファット専門医と言った美容外科医ではなくて、輪郭整形までも診れるような医師のもとで診察を受けられることをオススメいたします。

 

続いて合併症や後遺症をまとめます↴

 

「バッカルファット取ったらこけた」という失敗例がしばしば報告されていますが、これは皮下脂肪が元々薄いタイプの方は、バッカルファット除去まですると凹みます=ホラーマン状態。逆に皮下脂肪に厚みあるタイプの場合には、凹んでしまうリスクは少ないです。

 

頬や顎の脂肪吸引に関しても、必要以上な求心によって、シワっぽくなって笑うとお婆さん化することがあります。

 

顔の脂肪吸引で取れる吸引量は、少ない方で20㏄、平均的には30㏄、多い方で50㏄取れることがあります。

口角から下に脂肪がよく付いている人ほど脂肪の除去量は多くなります。

 

どちらが適しているのかをよく考えてから手術を計画されることをオススメいたします。