人工物なしで鼻を高くする施術では、軟骨を使用した手術があります。
ただ、本当に安全性は高いのか?そこで自家組織移植のデメリットをまとめます。
自家組織移植を使用した隆鼻術の方法には、
・肋軟骨を使用したもの
・耳介軟骨を筋膜で包んだもの
が有名なものとしてあります。
耳介軟骨を筋膜で包んだものに関しては、両側の耳介軟骨をうまく採取しても、その絶対量が不足しがちなデメリットがあります。
鼻をすらっと高くしたい方には不十分で、『鼻を綺麗にする』というよりかは、再建する役割の要素が強い術式です。
一方で、肋軟骨移植については、鼻が触った感じで硬く感じられやすいのと、ワーピング変形が生じる懸念点があります。
また将来的には培養軟骨の使用なども考えられていくと思います。
主な後遺症・合併症を以下の通りになります▼
・感染する
・血行障害
・皮膚潰瘍
・材料がずれたり曲がる
・血腫
・皮膚への圧迫
・触った感じが不自然
・アップノーズになってしまう
など
隆鼻術には、プロテーゼ(シリコンやゴアテックス)・鼻筋ヒアルロン酸注入・自家組織移植・鼻背部軟骨移植+鼻中隔延長術などがありますので、これらを踏まえて手術方法をどうするか決定することになります。
名医紹介・ご優待紹介の希望は、下記よりご連絡下さい▼