・実年齢よりも老けてみられる
・若いころからクマがある
・光が当たると目の下の影が目立つ
といった方は若い年齢でも目の下の整形手術を希望されることがあります。
実は目の下のクマは、一般的に「青クマ」「黒クマ(影クマ)」「茶クマ」に分けられます。
今回は、原因や効果的な手術をまとめていきましょう▼
★青クマ→皮膚の下の眼輪筋や毛細血管の色が透けて見えている。しばしば黒クマと併発している。
★黒クマ(影クマ)→年齢によって眼窩脂肪が押し出されてきている。皮膚や眼輪筋のたるみで眼球の重さを支えきれなくなると目の下がたるんできます。たるみに伴って凹凸が目立ってくると 「影」ができます。
★茶クマ→シミ。色素沈着が原因で花粉症や眼精疲労などで目をよくこすったり、マッサージを行うと色素沈着の原因となります。
切らない目の下のクマ取り▼
★青クマ→スキンタイト、ジェネシス、prp注射
★茶クマ→ヤグレーザー、ピコトーニング、トレチノイン、ハイドロキノン
切る目の下のたるみ取り▼
★黒クマ(影クマ)→下眼瞼脱脂、下眼瞼除皺術、ハムラ法、裏ハムラ法、ヒアルロン酸、脂肪注入
黒クマ解消の王道は目の下の脂肪取りで、下眼瞼脱脂(経結膜脱脂法)と言われる手術となります。3つのコンパートメントに分かれている眼窩脂肪を、目の裏側=結膜側から除去していきます。膨らみ型の目の下のたるみに向いていて、いわゆる引き算の治療となります。
表面上には術後の傷跡は全くないことがメリットである一方で、術後に影クマが残ったり、脂肪を取りすぎてしまい、窪んで見えてしまうこともあります。また、稀に上まぶたが窪んだといった口コミが散見されます(これは医師により見解が異なるところ)
また、よくこの手術で、切らない目の下のたるみ取りと歌っておきながら、実は、下眼瞼脱脂(経結膜脱脂法)のことを指している病院があります。
これ、『普通に裏側を切ります』。
皮膚側を切らないから、切らない目の下のたるみ取りと表現しているのは、なかなか誤解を生みやすく、切ってるじゃん。。
と思われる方も多いのかと思います。この点はご注意いただければなと思います。