目頭切開や二重切開後に食い込んでしまう失敗例があります。
傷跡の問題なので、細かく相談しづらい悩みという事もあって、患者さんが密かに悩みを抱えてしまっているケースも多いです。
手術してからの半年間が傷跡との勝負になるわけなのですが、手術自体に問題が診られるケースもありまして、
・幅を広く取りすぎる
・形成外科専門医ではない医師が手術を執刀した
・二重ラインのすぐ下の筋肉や軟部組織を除去しすぎた
などが原因で傷跡が目立ってしまうことがあります。食い込みが強い事でコンプレックスになってしまうこともあるでしょう。
よくある失敗例としては、縫合のミスです。
縫合の際に断層がずれてしまっていると、二重リアンがぼこぼこになり、単純な傷跡よりもはるかに濃くて不規則なシルエットとしてそれが出てしまいます。皮膚の段差現象による影が食い込み感を出してしまう原因となるのです。
軟部組織の除去しすぎに注意することや縫合のスキルが大切であります。
症例写真アプリは参考にならない
目頭切開や二重切開の実際の体験談はとても参考になりますが、症例写真の多くは、成功事例しか掲載されることはありません。
なので実際にそのクリニックでどういった失敗例が起きたのかについては、知ることができないです。
症例写真アプリは全く参考にはなりませんが、具体的に起こった整形トラブルや後遺症を報告している掲示板などでは、その体験談なども掲載されているので参考にしてみましょう。体験談も同時にチェックできますし、行程も知ることが出来ます。
食い込み+傷跡修正の相場はいくら?
修正費用は追加で他院修正費用と言うものが掛かります。再度全切開で食い込みを改善する場合には、全切開費用(相場30万)+他院修正費用(相場10万円)などがかかることになります。もちろん、クリニックによってその料金設定が異なりますしばらつきが出てきますから、比較することです。安ければよいというものではないことは頭に置いておきましょう。