口角下制筋は唇を下方向に下げる筋肉で、この禁句が強いと不機嫌な顔に見えてしまいます。
への字型の唇を解消するためにプチ整形、口角下制筋にボトックスを注入して筋肉を和らげることで角度を引き上げる治療があります。
マリオネットライン周辺の口元がボコついている人もこれで解消することがあります。
下に引っ張る筋肉をブロックすることで、結果的に口角の挙上に働きます。
口角挙上手術を受けられる前に、このボトックス注射を試してみるのも一つでしょう。
ただ持続期間は平均すると6ヶ月程度ですから、永続的な解消の対策にはなりませんので、定期的なメンテナンスは求められますが。
顔全体のたるみ取りの目的でも、顔を下げる筋肉にボトックス注射をして相対的に引き上げるボトックスリフトと言う考え方もあります。
自然なフェイスリフトを考えている方には良い選択肢です。
一方で、糸を使ったフェイスリフトはこめかみなどから側頭部の皮下組織に医療用の特殊な糸を通して、顔全体を引き上げる美容整形でたるみをなくしてマリオネットラインを目立たなくしていくことが可能です。
メスを使った切開は行いませんから傷跡も目立ちませんしダウンタイムも短いというメリットがありますが、1~3年程度しか効果は持続しませんし、医師の技量によっては効果を実感できない場合もあります。
そのほかにも脂肪を除去して、頬の脂肪であるバッカルファットを除去することでたるみの予防や改善をはかることができマリオネットラインやほうれい線・ブルドック顔を改善する治療もあります。
この施術は切開を行いますし、靭帯や表在性筋幕などの支持組織がゆるむとたるみの改善は期待できませんから、必ずリスクやデメリットなどを理解しておく必要があります。
バッカルファット除去には、
・やつれる
・こける
・将来的に老けやすい
といったリスクがあるので、必要以上に勧めてくる外科医に注意してください。
特にこの手術は、モニターの症例写真はあまりあてになりません。
成功症例しか掲載しなければ、バッカルファット除去が劇的な効果のある良い治療かの如く見えてしまいがちですが、これは誤りです。
それぞれにメリットだけではなくデメリットやリスクが存在しますから、カウンセリングでしっかりと医師から説明してもらい、納得した上で施術を受ける必要があります。
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