顔が大きく見える理由には骨格に原因があるという人もあれば、余計な脂肪で顔が大きく見えている人もあります。
そしてエラが張っていて顔が大きくなっている人の場合はヘアスタイルなどでカバーしているという人も少なくありません。
エラを小さくするのはマッサージなどの努力だけでは難しいものがありますし、摩擦によってたるみの原因になります。
※整体師の言葉は信じないようにしましょう。
エラ張りの原因としては
・咬筋が張っている
・エラ骨（外板や下顎角）が張っている
が挙げられますが、切らないエラ張り解消整形ですと、エラボトックス注射が挙げられます。
※エラボトックスでは、注射だけで咬筋の縮小効果を得ることができます。
骨を削る整形のようにダウンタイムが長期になる心配もなく、顔に傷跡が残らないのがメリットですし急激な変化ではなく少しずつ顔を小さくすることができますので周りにも気づかれにくいのもメリットです。
エラボトックスは人気の高い施術のひとつですが、やはり治療を行う際はメリットだけではなくリスクやデメリットについても知っておく必要があります。
まずエラボトックスは筋肉の働きを弱めて筋肉を痩せることでエラを目立たなくする施術です。
それゆえ、骨格に原因があってエラが張っているという人には十分な効果を得ることができません。
エラボトックスでエラを小さくしたいと考えている人は、まずは診察や検査を受け骨格が原因でエラが張っているのか筋肉が発達していることでエラが目立っているのかはしっかりと見極めてもらいましょう。
さらに脂肪が原因している場合もボトックスでは良い効果を得るのは難しいと言えます。
そして、エラボトックスで注意したいところは施術は短時間で行うことができダウンタイムも少ないというメリットがありますが、永久的な効果ではありませんので少しずつ元に戻っていきます。
エラボトの種類としては▼
・ゼオミン（メルツ社、ドイツ製）
※FDA認可
不純物をアラガン社のボトックスビスタの10分の1程度まで除去しているので、繰り返し使用しても抗体ができにくい点がメリットとなります。
不純物が混じると抗体ができやすいので、どのボトックスでも効果がでなくなる懸念があります。
・ボトックスビスタ（アラガン社、アメリカ製）
※国内で唯一の厚生労働承認
・リジェノックス（韓国製）
・ディスポート（イギリス製）
効果を持続させるためには何度も施術を繰り返す必要があるということは理解しておきましょう。一回の施術料金はそれほど高くなくても、繰り返し行うことで総額では意外と高くついてしまう場合もありますので無理なく続けていける価格であるかはよく確認しておきたいところです。
そして筋肉の働きを弱める効果がありますので注入する場所や注入する部位によっては表情が作りにくくなる可能性もあります。
エラは目立たなくなりますが、今まで顔を支えてきた筋肉が痩せてしまいますので皮膚が支えきれなくなりたるみが出てしまうことも考えられます。
簡単な治療というイメージもありますが、自然な仕上がりにするためには医師の技術力の高さは重要となりますので医療機関の評判はよく調べ慎重に選んでいきましょう。
