近年の切開法は皮膚を切除後、眼輪筋、瞼板前組織の除去を行うことがありますが、10年前の二重切開というのは今よりも手術法が異なっていることがありました。
美容整形の技術も次第に改良されていく中で、「幅広二重にしたい」「インアウトラインにしたい」「平行二重にしたい」といった希望を忠実に再現できる技術が生まれ、名医であればそれを習得することが当然となりました。
ただ、現在の美容外科医の多くは形成外科専門医をとっておらず、技術的には不十分であることが言えます。
①大学卒業後、医師国家試験合格
②2年間の初期臨床研修(いわゆる研修医)
③学会の認める認定施設 において4年以上の専門医研修を修めること
④資格試験(手術症例書類、筆記試験、口頭試問)
といった流れをクリアしなければ取得することができません。
②の段階で美容外科医になっている医師がいますが、研修医の浅い知識の状態で入ってくることになります。
それで1年後には「埋没法専門医」とか「○○の症例数ナンバー1」「満足度ナンバーワン」といった名目を付けて院長をやっているのです。明らかに違和感があるのが分かると思います。
瞼の組織をとるだけとってしまうことで、後遺症が生じる症例もあります。
瞼の組織をがっつりとることで、瞼の膨らみは解消されますが、その結果として段差が生まれたり、石灰戦の傷跡が内反することがあります。中にはドライアイになるリスクもあります。
こうした結果、整形失敗につながり、満足度が下がってしまうのです。
上眼瞼脱脂やROOF切除(いわゆる瞼の脂肪取り)も、必ずやらなければいけないものではなくて、個人によって向いている方法と向いていない方法とがあります。それを見極められる美容外科医を選ぶことが必要となります。
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