目の下のたるみ『皮膚余り型』を失敗しないポイント~医師選び | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

35歳ごろから目の下のクマ・たるみが気になってくる方が急激に増えてきます。


これには原因が千差万別なのですが、黒クマ=影クマ型のタイプでは手術が提案されるケースがほとんどです。


 

なかでも、『皮膚余り型』の目の下のたるみでは、

①眼窩隔膜②眼窩脂肪③眼輪筋④皮膚のいずれかがたるんでいることが想定されます。

 

いわゆる眼窩脂肪の脱脂である経結膜脱脂・下眼瞼脱脂の手術では、②眼窩脂肪を取り除くことでクマを改善しようとするものですが、これによって、皮膚のたるみが一層目立ってしまうことがあります。

 

そういった症例に有効なのが、下眼瞼除皺術といった手術です。

これは、睫毛の生え際の皮膚を切除して、後戻り予防のため、眼輪筋を引き上げるように縫い縮めることがポイントになります。

一緒に眼窩脂肪を取り除くことも可能です。

 

ただし、アッカンベー状態、傷跡などの問題で失敗するケースはありますので、しっかりと解剖学的な知識のある外科医を選択されることをお勧めいたします。

 

脂肪注入やフィラー注入をする意味

 

目の下垂水が出てくると、眼窩頬部靭帯のくぼみが目立ってしまうケースもあります。

このくぼみ型の目の下たるみ治療では、単純に目の下の脱脂をするだけではなく、セットで脂肪注入やヒアルロン酸注入を行うことがあります。これが、脱脂後に影になることの予防になります。

 

脂肪を移動させる手術(ハムラ法・裏ハムラ法)

 

目袋の膨らみがひどく、その下にある溝が深い人には、脂肪を移動させる手術もあります。

この手術では、余分な眼窩脂肪を凹んでいる目袋の下の溝に移動させてクマ・くぼみを解消させることができます。

 

表側から行う手術がハムラ法、裏側から裏ハムラ法となりますが、表面ハムラの場合には、同時に皮膚余りも解消させることが可能です。

 

まとめ

 

以上の通り、目の下のたるみ取り・熊取の手術は奥が深く治療方針がたくさんありますので、見識の深い外科医を選択されることをおすすめいたします。形成外科認定医・JSAPSなどのドクターの中で失敗しないクリニック選びをしていただければ幸いです。

 

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