ハナミズキが沢山私を見下ろしている | ばぁば は今日もよっこらしょ

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主人が5年も入退院の末、ついに逝ってしまった。親、兄弟などの家族の中では一番の長生き。だから立派だったのかもしれない。
「一人」になったけど「独り」にならずに過ごしていきたいなぁ。

2年ぶりでハナミズキが沢山花をつけた。近所のハナミズキは白が多いが、我が家はピンク。沢山咲くとなかなかいい。白とはまた違う明るさが目を引く。こんなに咲くまで気付かなかったのは、木が高くなって上の方で咲き始めたのが見えていなかったからだ。去年娘が、「街路樹のハナミズキは、あまり上に伸びないで、横に伸びているのに、我が家は縦ばかりに伸びるのって変」と言ったけど、今年はそこそこの高さで、横に枝が伸び、そこにも花が咲いた。やはり選定の仕方と年季が関係するのかもしれない。

花が咲く木はこれ一本。大事にしたいが、背が高くなりすぎるのは困る。今年また、上をかなり切ってもらう積もり。すると、また花が減るかもしれない。今年のように少し下に枝が出てそこにも咲いてくれるのを期待するしかない。

ようやく主人の残した庭の花や木に気持ちが向くようになってきたけれど、まだ水やりでさえ毎日はできない。いつも、「自分だけ食べてごめんビックリマーク」と言っている。